バストトップ等デリケートゾーンの黒ずみ改善美白クリーム常用で免疫力低下して感染症?
ブログカテゴリ1(GKⅡ配合コスメ常用の危険性)
この記事は、最下部に表示されている文責者である、弊社公式サイト内の連続記事の一部内容の縮小版記事となります。詳細記事をご覧になりたい場合は、上のリンクをクリックして下さい。
(前回の記事)
弊社はおうち美容/おうちエステ用およびエステサロン業務用タラソパック(ソフト石膏パック等のエステ用品を扱っている関係上、製品の用途に関する様々なご質問や情報を頂戴します。
何年か前のお話ですが、いつも弊社製品をお使いのエステティシャン様より、「このフェイスパックを『ニュウリン』に塗布して美白できる?」との、ご質問を頂戴しました。
聞きなれないフレーズだったために聞き直したところ、「ニュウリン」とは「乳輪」とのことで、想定外の用途に少々驚いてしまいました。
そのご要望はエステサロン様のお客様によるものでした。
弊社製品でお顔のお手入れの他、お背中パックなどのボディパックもいつもされていた、透明感のあるお肌に導く美肌効果がお気に入りとのことでした。
そこで、この商材で乳輪の黒ずみケアをしたいとのご要望で、先ほどのエステティシャン様を通じて質問されてきたようです。
このご要望に関しましては、製品の注意書きに「粘膜への塗布はしないで下さい。」と記載しているために、バストトップへの塗布は思いとどまって頂きました。
バストトップの色素沈着は、赤ちゃんがおっぱいを飲むために乳首を探し出すための目印だといった説もあるようですが、いずれにしてもバストトップの色素沈着は新陳代謝不全などの異常から生じたわけではなく、正常の範囲のものです。
それさえ脱色してピンク色にしてしまおうというわけですから、女性の美白への探求心はなんとも深いといえるでしょう。
この粘膜の色素沈着の脱色をするための、さまざまな商材(医薬部外品)も販売されているようです。バストトップのみならず、デリケートゾーン(陰部)も淡色化したいといった方は、決して少なくないようです。
しかしそれらの大半の黒ずみケアクリーム等の商材には、グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K/医薬部外品の場合は「グリチルリチン酸二カリウム」と表記)が配合されています。
皮膚に比べて粘膜は、敏感肌以上に敏感で弱い部位です。
そのうえハイドロキノンのような強い薬効成分を配合するため、粘膜に炎症が生じる危険性が高まります。
それを抑え込む目的で、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されるわけです。
低刺激性にすぐれたトラネキサム酸+アスコルビン酸(ビタミンC)といった処方もあるようですが、これらの成分も体質に合わない方には合わないわけで、結局はグリチルリチン酸ジカリウムに頼らざるをえない状況のようです。
しかし別の記事で述べたように、グリチルリチン酸ジカリウム配合商材を常用/長期使用すると、免疫力が低下するという致命的なデメリットがあります。
通常であれば侵されることのない日和見菌などの常在菌に対する、抵抗力さえなくなってしまう危険性ががあるわけです。
すなわちデリケートゾーンが、感染症にかかりやすくなってしまうということです。
じつはこの記事を書いたのは、お客様より情報を頂いたのがきっかけです。
弊社のお客様は、この記事の下にリンクを貼っている、美容健康情報館の記事をご覧になられた方が大半です。
そのお客様はデリケートゾーンの黒ずみケアをしていたところ、感染症にかかってしまったそうです。
さすがに病名まではうかがわなかったのですが、お話の内容からすれば「カンジタ症」程度のことであったのではと推察されます。
やはりその黒ずみ対策クリームには、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されていたとのことでした。
低温症とまではなくとも、平熱が36.0℃に満たない女性は意外と多いようです。
ご存知のように体温が低くなればなるほど、免疫力は低下しがちになります。
そのような状況下でグリチルリチン酸ジカリウムでさらに免疫力を弱めるというのは、いかがなものかと感じます。
パートナー/伴侶への性感染症の危険性を冒してでも、その健全な色素沈着を除去するというのは、大局的に本末転倒と言わざるを得ないでしょう。
また赤ちゃんのためにも、過剰な美白追及は好ましくないのではないでしょうか・・・。
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