ブログカテゴリ2・3(危うい敏感肌対策・乾燥肌対策)
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天然由来防腐剤のグループフルーツ種子エキス(グレープフルーツシードエキス/GSE)を配合した化粧水等コスメが、パラベンフリー化粧水/化粧水だから安全といったといった宣伝文句を掲げて、インターネット上や実店舗でよく販売されています。
そもそもグレープフルーツ種子エキスには有効な防腐効果はなく、果実に散布されている防カビ剤が種子に吸収されて、それが防腐剤としての効果をもたらすのではといった、情報もあるようです。
これが間違いの情報で、もし仮にグレープフルーツ種子エキスに確かな防腐効果があるとすれば、別の危険性が出てきます。
天然防腐剤だから安全といった根拠などなく、むしろ植物成分の多くがアレルゲン(アレルギー物質)を含有し、防腐効果が高ければ高いほど、その危険性は高まることとなります。
同様の天然保存料であるローズマリー葉エキスやラディッシュエクストラクトも、アレルギー性接触皮膚炎や重篤なアレルギーを発症することで知られています。
つまり、人類のそばで繁殖するカビや雑菌を静菌したり殺菌する力のある防腐剤は、人体にも何らかのダメージを与えるということです。
もし配合されているグレープフルーツ種子エキスの防腐効果が低い場合は、何らかの防腐対策をしなければなりません。
そういう理由により、グループフルーツ種子エキスが配合されているローション等は、極端な酸性に傾けている場合があるため、注意が必要です。
なぜなら強酸性~中酸性の化粧水をお肌に塗布すれば、確実に乾燥肌になるためです。
そういった商材の多くは、肌上が極端にべたつくほど、グリセリン等保湿剤を高配合されている傾向があるようです。
ベタツキの下で角質層が干からびているか否か、たとえば毛穴をチェックをしてみましょう。
角質層が本当に潤っていれば、乾燥肌に起因する毛穴の開きは改善されているはずです。
この記事が読者様の、快適で安全なスキンケアライフの、お役に立てれば幸甚です。