ブログカテゴリ2(誤った敏感肌対策)
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「カワラヨモギ」とはキク科ヨモギ属の多年草植物で、その名が示すように河原などに生息しています。
他のヨモギと同じく抗菌効果・静菌効果のある成分が含まれていて、このカワラヨモギの抽出物を防腐剤として化粧水などのスキンケア製品/コスメに配合する場合があります。
同化粧品成分配合のローション等スキンケア商材の宣伝には、天然成分だから安全、敏感肌やアトピー肌(アトピー性皮膚炎)にも安心といった文言が書かれています。
しかし植物エキス配合コスメの大半は危険性があります。
とくにキク科植物は通常強いアレルゲンを含んでいて、カワラヨモギエキス配合化粧品を塗布すると経皮感作を起こし、菊アレルギーを発症する危険性です。
いったんアレルギーを発症すると、ヨモギ餅を食することができないばかりか、蚊取り線香にも反応するようになり、またキク科植物の花粉に反応してしまう(花粉症に陥る)危険性も指摘されています。
同様のアレルギーを発症する防腐効果のある植物エキスとして、ローズマリーエキス(ローズマリー葉エキス)やラディッシュエクストラクトやヒノキチオールが知られています。
この情報が、皆様の安全で快適なスキンケアライフの、一助となれば幸いです。