クレンジングシート 落ちる・落ちないより肌負担を考えるべき!
ブログカテゴリ2・3(危うい敏感肌対策・乾燥肌対策)
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急なお泊りなどでクレンジングオイルや洗顔フォームをお持ちでない場合などに、コンビニショップさんでクレンジングシートを購入して間に合わせる方も多いと思います。
メイクをよく落としておかないと、お布団や枕カバー等を汚してしまうので、マナーとしては大切なことかもしれません。
しかしクレンジングシートを間に合わせではなく、毎日お使いの方も、なかにはいらっしゃるようです。
毎日お使いなる理由は、お肌が滑らかになってしっとり潤いというのが、理由のようです。
滑らかに感じるのが、エチルヘキサン酸セチルといったメイクを溶かす溶剤が、エモリエント剤としても機能するからです。
野球のグローブやミットに機械油のようなエモリエント剤を塗ると、柔らかく使いやすくなりますが、その理屈と同じです。
しかしエモリエント剤には、潤い効果はありません。
ぜひ確かめて頂きたいのですが、毛穴は閉じていますか?
中にはお肌が丈夫で、どんな溶剤や合成界面活性剤でも肌ダメージを受けにくい方もいらっしゃるようですが、たいていの方はお肌が乾燥して、毛穴は開きっぱなしとなってしまいます。
もし毛穴が開いていたら、そのクレンジングシートの潤い効果はゼロです。
ニキビ跡の穴は別として、潤えば毛穴は閉じます。
そもそもメイク落としでは、溶剤や合成界面活性剤を洗い流すための、大量の水が必要です。
これらの刺激物はお肌の上に残留したままでお肌が極度に乾燥しているのであれば、肌荒れを起こしても不思議はないでしょう。