手荒れで新型コロナウイルス感染症の危険性 お肌に合わないハンドクリームにご注意!
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この記事は、最下部に表示されている文責者である弊社公式サイト内「新型コロナウィルス・新型肺炎対策のまとめ 第4部」のうちの、一部の分割記事となります。
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(前回の記事よりの続き)
お肌(皮膚)が健康で無傷であれば皮膚のバリア機能で、新型コロナウイルスをシャットアウトできるといわれています。
しかし手に傷がある場合は要注意。厚生労働省のホームページでも、手などに傷があれば新型コロナウィルスに感染する危険性が指摘されています。
傷という表現は手荒れも含むと考えるべきで、むしろ面積が広い分感染リスクが高まると考えるべきでしょう。
なかには手荒れの自覚がないままに、手荒れを放置している場合もあるようです。
典型的な例が浴槽内で手指が、異常にふやけることです。
手指の皮膚は死滅しているために、バリア機能は低下していて、当然ながら接触感染のリスクが高まります。(→ 手が異常にふやけるメカニズムに関する詳細ページ)
手荒れ防止が目的のはずのハンドクリームが、逆に手荒れを起こす場合が増えてきています。
添加されている合成界面活性剤などの化学物質が肌の細胞を侵し、耐え切れずに死滅しまうということ。
なかにはベローンと、皮膚が剥がれ落ちる場合もあるようです。。
そのような場合は、肌に優しい化粧水がおすすめ。
入手困難またはコストがかかりすぎるという場合は、手作り化粧水という手もあります。
さらにどうしても水をはじきたいという場合は、ココナツオイルやオリーブオイルなどを薄く塗布することもおすすめです。
ただし植物油脂でもホホバオイルはお肌に合わずアレルギー性接触皮膚炎を起こす方が少なくないため、要注意でしょう。
手洗いに関しては、洗いすぎは禁物。皮脂を奪い過ぎ、また角質層を荒らすことにもつながります。
合成洗剤に弱い方は、純石鹸がおすすめ。
角質層内のミネラルと結びついて金属石鹸をつくって洗浄力が落ちてしまうという弱点が、逆に必要以上に角質層内を荒らさないというメリットがあります。
特段殺菌剤配合の薬用の石鹸でなくとも、コロナウィルスは死滅します。
なお合成洗剤に弱い方とは、厳密にいえば、たとえばメイクをする方であればダブル洗顔(クレンジングオイル等+洗顔フォーム)で毛穴が開いてしまう方です。
ただし手に痒みや腫れなどの異常がなければ、とくに問題はないかと思われます。
アルコール(エタノール)による手の消毒も、やりすぎは禁物でしょう。
アルコールには置換作用があり、角質層の細胞から水分を切り離して、自らが肌細胞と結びつき、その後アルコールは無責任にも蒸発する為、残された肌細胞は干からびることになります。
アルコール配合の化粧水等コスメが乾燥肌を悪化させることは知られていますが、そういったメカニズムによるものです。
乾燥肌が悪化すれば、手の肌荒れ、すなわち手荒れが生じることになります。(→ 次の記事 へ)