大坂なおみ選手に賛同 民族/人種差別は政治問題ではなく人権問題
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先の全米オープンテニスで優勝を果たした大坂なおみ選手は、人種差別で犠牲となられた方々の名を刻んだ7枚のマスクすべてを観客し、観客とともに犠牲者に追悼することに成功したと報じられました。
一部のメディアは「政治問題をスポーツに持ち込むことは、いかがなものか・・・」といった反論はあったようですが、人種/民族差別は政治問題ではなく人権問題でしょう。
まったく次元が違うと思います。
このようなことで日本のスポンサーさんが契約を打ち切る危険性がささやかれているようですが、そのようなことなどまずあり得ないでしょう。
日清食品さんをはじめとする日本のスポンサーさんは、どこも人権を重んじる立派な企業さんばかり。
万一そんなことがあれば多くの国民は、もうカップヌードルを食しなくなるでしょう。
今回のことがすごいのは、テニスの世界で実行したということです。
テニスは他のスポーツに比べて、差別が多いとも言われています。
テニスはホワイトカラーのスポーツであり、ブルーカラー(労働者階級)のものではないといった風潮です。
それは今にも残っており、それが現在の全英オープン(ウィンブルドン)の、白が基調という服装のルールとなっています。
全米オープンは比較的進歩的とは言われていて、ウェアーに関しての縛りはそこまでありません。
かつてのトッププレイヤーであったアンドレ・アガシ選手が、度肝を抜くようなスタイルで、全米オープンで素晴らしいプレーをしました。
ド派手はヘアースタイルと、ブルーワーカーの象徴でもあるデニム(ジーンズ)生地のショートパンツです。
テニスはみんなのものと、言わんばかりの主張でした。
そんな全米オープンでも、時折人権問題は起こるようです。
2年前の全米オープンでの出来事ですが、フランスの女性プレイヤーのアリーゼ・コルネ選手が、ウェアーの前後を逆さに着てしまったことに気付き、コートサイドでとっさに着替えたことに対し、審判が規約違反だと警告を発したことです。
観客にスポーツブラが見えてしまったのは事実ですが、もちろんストリップを行ったわけではありません。
またこの行為が規約違反になるような、ルールの記載もありません。
男性選手なら何ら問題のないことが、女性がすれば警告となるのです。
この件は性差別だとの批判を浴び、主催者側の謝罪で決着したようです。
このようにテニスの世界は、人権問題では半ば発展途上なのです。
その世界で今回の事を実行した大阪なおみ選手に、私も皆さんと同様に、賛辞を贈りたいと思います。
差別とは、差別される側以上に差別する側にも、大きな危険が生じるものです。
大坂なおみ選手のこの抗議行動は、日本国内のヘイトスピーチやヘイトクライムへの抗議でもあるでしょう。
差別は国を亡ぼします。
センチフォリアローズを防腐剤とする防腐剤無添加で安全なエステサロン専売コスメ?
カテゴリ5(その他)
この記事は、最下部に表示されている文責者である弊社公式サイト内の記事の、縮小版記事となります。詳細内容をご覧になりたい場合は、上のリンクを押下して下さい。
弊社はエステサロン様向けにタラソパック(タラソテラピー海藻パック)の「マスク・ダルモール ロゼ」を販売させて頂いている関係上、美肌作りのためのさまざまなご質問やご要望を頂戴します。
なかには、弊社製品以外のことについても、成分に関してのご相談といったことも・・・。
首記のセンチフォリアローズに関して複数のエステティシャン様よりご質問を頂戴したため、今回記事を書かせて頂きました。
あるサロン専売品は、センチフォリアに抗菌性があるから防腐剤無添加でも腐敗しないといった、宣伝がなされているようです。
しかしそれらの商材には、1,2-ヘキサンジオールがこっそりと配合されていたようです。
メーカーの言い分としては、1,2-ヘキサンジオールは保湿剤であり、防腐剤ではないということで、防腐効果はセンチフォリアが担っているということだそうです。
センチフォリアローズとはダマスクローズに近い種のバラで、オールドローズに分類される種です。
弊社の「マスクダルモールロゼ」にはこの薔薇花弁粉末(ローズペタルパウダー)を配合しております。
外用のほか食用としても長い歴史があることから、高い安全性が確保されているといえるでしょう。
よくバラには、抗菌性や抗ウイルス効果があるといった情報が、インターネット上でいわれています。
実際にバラを編み込んだ「抗菌マスク」といった商材も、販売されているようです。
しかし、よくわからない遺伝子組み換えのバラは別として、通常のバラには抗菌性などはなく、雑菌などに非常に弱いです。
弊社は10年以上バラを様々な角度から調べていますが、好気性のカビにも嫌気性細菌にも、とにかく弱いです。
取り扱いが不適切であると、密封保存していても、グラムあたり200万個もの一般細菌数となってしまいます。
そうなってしまうと、香りも色もまったくダメです。
実際にそのようなバラ花弁粉末が、百貨店さんのテナントショップで販売されていたりもします。
一般細菌数が200万個であれば、通常は「腐っている」「腐敗している」レベルということになります。
このようなバラから抽出した加工品は、もちろん基本的には抗菌性などはありえません。
しかしセンチフォリアバラ花水にパラベンなどの防腐剤が配合されていたり、センチフォリアバラ花エキスが防腐効果のあるエタノールやヘキサンなどの溶剤で抽出されていると、それら自体には当然ながら防腐効果はあるでしょう。
ただしそれを化粧水等コスメに配合したとしても、全体としての防腐効果までは得られず、結局は何らかの防腐剤を添加する必要がでてきます。
それが1,2-ヘキサンジオールというわけです。
弊社はとくに、1,2-ヘキサンジオールを配合することが、悪いことだといっているわけではありません。
エステティックサロンオーナーさんを通して消費者/利用者さんを欺くことに、問題を感じるわけです。
いつかはバレる嘘ですから、結局はサロンさんの信用もなくしてしまう結果となります。
なお1,2-ヘキサンジオールに関しては、弊社公式サイト内の記事をご覧下さい。
同化粧品成分について、グローバルな視点より記述しております。ご参考にして頂ければ幸甚です。
ナトリウムの再吸収の低下がご高齢者の熱中症の原因になる危険性
カテゴリ7(その他 熱中症対策)
この記事は、最下部に表示されている文責者である弊社公式サイト内「熱中症対策」記事全文のうちの、一部の分割記事となります。全文をご覧になりたい場合は、上のリンクをクリック下さい。
高血圧症等で通院されている方は、この記事はご参考程度に留めていただき、主治医の先生のご指導に従って下さい。念のために最初に、お断りをさせて頂きます。
( 熱中症対策に関する前回の記事 よりの続き)
塩分を含む栄養摂取を考察する際に基本となるのは、やはり厚生労働省によって策定された「食事摂取基準」です。
これは5年毎に見直され、世界中の新たな研究データなどが反映されて、アップデートされます。
まことにありがたい、行政サービスです。
前々回の記事では、2020年度版に記載されている内容を引用させて頂きましたが、今回の記事では20年前の「第六次改訂 食事摂取基準」の内容に、触れたいと思います。
なお2000年以前は呼称が少々違っていて、「第六次」とは「2000年度版」とご理解下さい。
この「第六次改訂 食事摂取基準」のナトリウムの項では、下記のような記載があります。
高齢者は、腎臓におけるナトリウム再吸収能が低下しているため、厳しい減塩によりナトリウムと水の欠乏症を起こしやすいので、個別に対応すべきである。
味覚障害が起こっている場合は別として、発汗などにより塩化ナトリウムが失われると、塩辛さが恋しくなるものです。
私自身は炎天下でもスポーツを楽しむため、半日だけで3~4リットルの汗をかきます。
そんな時には食塩相当量が1%の、食塩添加のトマトジュースを、1リットル飲みます。
10グラムもの食塩摂取となるわけですが、翌日はすっきり体力が戻っています。逆にそれぐらいの塩分摂取をしない場合は、翌日の月曜日から週半ばまで、疲労感(しんどさ)が残ります。
当初食塩1%は濃すぎるのではと思ったのですが、よくよく考えると理想的なのです。
トマトジュース1リットルには、カリウムが3グラム程度含有されます。
塩分相当量が1リットルで10グラムということは、ナトリウム換算で4グラムとなります。
ナトカリ比(ナトリウム/カリウム)は2以下が理想とされていますので、充分その範囲内となります。
もちろん高血圧症の予兆すらなく、私はいたって健康です。
ご参考までですが、この食塩1%配合のトマトジュースは、業務スーパーさんで見つけた商材です。
トルコからの輸入品ですが、お味は私好みの濃厚なお味で美味です。
食塩無添加も販売されています。
お値段は税別で125円です。
但しこの塩分多目のトマトジュースを通常の時に飲むとたいへん塩辛く、とてもゴクゴク飲めたものではありません。
要するに、時と場合によって食塩はそれなりに摂取すべきであり、日頃は控えておくべきでしょう。
これが厚生労働省が国民に呼びかけている、「弾力的に運用すべき」という文言ではないでしょうか。
トマトジュースに関するお話を続けますが、近くのスーパーマーケットの定番の棚には、食塩を添加したトマトジュースがすべて外されてしまっているのです。
棚には3つのブランドのペットボトル入りのトマトジュースが陳列されていますが、すべて食塩無添加なのです。
減塩はもちろん大切なことでしょうが、少々やりすぎのような気もします。
もちろん消費者自身で、購入後に食塩を添加するという方法はありますが・・・。
これ以外にも最近の「減塩ブーム」には、暴論とも思えるようなものも見かけます。
その最たるものは「和食は塩分が多いので、洋食を取り入れるべき。」といった主張です。
長寿国日本を支えてきた和食を控えて、西洋人の真似をしろというわけで、なかなか理解に苦しむところです。
これらを含めて近日中に、減塩についてのまとめ記事を、書きたいと思います。(熱中症対策シリーズ終了)
食塩(塩化ナトリウム)と水だけの摂取では熱中症対策は効果的でない?
カテゴリ7(その他 熱中症対策)
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高血圧症等で通院されている方は、この記事はご参考程度に留めていただき、主治医の先生のご指導に従って下さい。念のために最初に、お断りをさせて頂きます。
( 熱中症対策に関する前回の記事 よりの続き)
弊社は海水や海藻などの海洋資源を利用したスキンケア製品、すなわちタラソテラピー化粧品の企画・販売をしております。
タラソテラピー化粧品には、いわゆるバスソルトであるタラソテラピー入浴料のほか、タラソテラピー海藻パック(タラソパック)などもございます。
これらのスキンケア製品のもっとも重要な働きは、お肌に潤いを与えることです。
角質層内が常時みずみずしく潤っていて、かつ健全な身体であれば、経口摂取した栄養成分はお肌に届き、お肌を若々しく保つことが可能です。
また不要な老廃物の排出もスムーズとなり、透明肌を維持することも可能でしょう。
これを逆からいえば、スキンケア製品には「抗酸化成分」や「美白成分」などといった、飾り立てる特別な美容成分は必要ないのです。
保湿する能力がないから、他の成分でごまかそうとしているのではと考えます。
ほんとうにお肌が潤えば、乾燥肌に起因する毛穴の開きやテカリ/脂浮きや粉ふき肌などは、少なくとも弊社の経験では、まずありえないことです。
その他にも弊社では、角質層に素早く浸透して強力な保湿効果を発揮する、化粧水の実験・企画などもおこなっております。
この商材の研究では、じつにさまざまな実験を行いました。
重要な点としては、①敏感肌に対応できるぎりぎりまでアルカリ度を上げること、②水分を角質層内に浸透させて留めること、この2点です。今回のテーマに関係することは、このうちの②です。
塩基類の含有量が低いまたは殆ど含まない水道水や精製水は、それだけでお肌になかなか浸透しません。
仮にパッティングで浸透させたとしても、すぐに乾いてしまいます。
ためしに代表的な保湿成分であるグリセリンを添加した場合は、浸透せずにいつまでも肌上に残り、お肌がベタベタとべたつきます。
次に真水に塩化ナトリウム(食塩)を加えた生理食塩水で試してみましたが、やはりお肌への浸透はみられませんでした。
しかし水に塩化ナトリウム以外の、カリウムやマグネシウムやカルシウムなどの海洋ミネラル/塩基類を配合することで、お肌に塗布するだけで吸い込まれていきます。
さらにグリセリンを加えた場合は、肌上にベタツキが殆ど残らないことから、100%近くお肌に吸収されたことになります。
その塩基類+グリセリンの溶液を、Tゾーンなどのテカリやすい部位へ塗布した場合は、長時間にわたってテカリさえも抑えることが可能となります。
(テカリとは乾燥肌の状態で、多量の皮脂を分泌して皮膚をさらなる乾燥から保護する現象。)
すなわち、角質層内にしっかり水分が、とどまっている証拠です。
もちろん経口摂取と経皮摂取では、経路もメカニズムも違ってくるでしょう。
しかし最終的には、人体の細胞への水分補給であることには、かわりないことです。
すなわち「水分補給」とは、さまざまな塩基類と水(H2O)を同時に摂取することです。
これを実現できる代表的な食品は、スポーツドリンクや経口補水液に代表されるアイソトニックドリンクです。
アイソトニックとは、体液にほぼ等しい浸透圧を持たせたもので、細胞が吸収しやすくなるメリットがあります。
弊社が実験を行っていたのは、アイソトニック化粧水というわけです。
お肌への水分補給の場合は、ある程度正確な塩基類の濃度にしておく必要があります。
経口摂取の場合も、アイソトニックドリンクのように精度が高ければ吸収スピードも速まりますが、通常の食品で各ミネラルをしっかり摂取さえすれば、それらは時間をかけて体液成分として活躍することとなります。
問題は、それらのミネラルを摂取できないということが、減塩生活において発生する危険性があります。
ふたたび「日本人の食事摂取基準2020年度版」に戻りますが、「(摂取基準の)活用に当たっての留意事項」として、下記のような注意がなされています。
高齢者では食欲低下があり、極端なナトリウム制限(減塩)はエネルギーやたんぱく質を始め多くの栄養素の摂取量の低下を招き、フレイル(身体的機能低下という意味)等につながることも考えられる。したがって、高齢者におけるナトリウム制限(減塩)は、健康状態、病態及び摂食量全体を見て弾力的に運用すべきである。
つまり、減塩によって食が進まなくなってしまっては、元も子もないということ。
熱中症で搬送されるご高齢者は、単に塩化ナトリウムだけでなく、マグネシウムなどの他のミネラルの不足も報告されています。
ですから、「こまめな水分補給」による熱中症対策とは、しっかりとした食事による栄養摂取が、大前提となるべきではないでしょうか・・・。(→ 最終記事 )
昆布旨味ドリンク 使用済みコンブを再利用すると甲状腺がん発症の危険性はアップ!
カテゴリ7(その他 コンブ旨味ドリンクの危険性)
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( 前回の記事 よりの続き)
前回までの記事で検証した結果、この昆布旨味ドリンクは、大きく使用方法を変更すべき点があるでしょう。
① 作る頻度
毎日ではなく、1日おきがよろしいでしょう。
冷蔵庫に保管して2日以内に使い切ればよいわけですから、問題ありません。
(ただし冷蔵する際はドアポケットではなく、温度が4度以下となる冷蔵室で!)
1回あたりの特製旨味ドリンクの口に含む量は、30グラムは多いでしょう。
口内をゆすぐわけですから、口を動かす多少の余裕が必要です。
私が実際やってみたところ、15グラム程度が適量でした。
このため1回に出来上がる量はゆすぎ20回分であり、2日分となります。
② 飲用を控える
タイトルにも書きましたが、「旨味ドリンク」といった呼称をやめて、「旨味ゆすぎ水」や「旨味リンス水」とすべきです。飲み込まないようにしましょう。
③ 使った昆布の処理
昆布のなかには、まだまだ多くの栄養が残っています。
ただしヨウ素も既述のように40%程度残っていることが考えられるため、1人で2日間かけて豆類と組み合わせた和食として再利用しても、やはりヨウ素過剰摂取の危険性があります。
1日あたり1/6程度の再利用、2日間で合計1/3程度の再利用が限度でしょう。
残りの2/3の昆布は安全のため、廃棄すべきでしょう。
3人家族であれば、2日間でちょうど安全に、再利用し切れる計算となります。
もし効果が出てきて使用する昆布が10グラムであれば、1人が2日かけて安全に再利用し切れる計算となります。
古来より「風邪は万病の元」だと言われていますが、私は風邪は健康の元だと思っております。
なぜなら風邪ウイルスが存在してくれているために、身体の免疫システムが適度に刺激を受けて、身体が正常に保てるという側面もあるからです。
逆に無菌状態であれば身体の免疫システムがバランスを失い、病気に陥ることも知られています。
本当の万病の元は、過度なストレスだと思っております。
ロックがかかってしまったようなストレス持続状態が続けば、ドライマウスだけにとどまらず、たいへんな事態に陥る危険性があります。
そのカギのかかったようなストレスを、昆布がもつ旨味で解放しようというのが、この「特製旨味リンス水」です。
素晴らしい治療法であっても、あらたな病気を発症してしまっては、無意味以上の損失となり得ます。
安全な範囲での使用が、何よりも肝要でしょう。(→ 最終記事 へ )
( 2020年7月22日付けココログ記事 より転載)
減塩で経口補水液やスポーツドリンクを飲まずに熱中症?
カテゴリ7(その他 熱中症対策)
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高血圧症等で通院されている方は、この記事はご参考程度に留めていただき、主治医の先生のご指導に従って下さい。
念のために最初に、お断りをさせて頂きます。
ご存知のように熱中症とは主として夏季に起こる症状で、屋外で強い直射日光を浴び続けたことによって生じる「日射病」と、高温の屋内や車内などで生じる「熱射病」の総称です。
いずれの場合も汗が出ないまたは出にくくなって、体温をコントロールできない状態となります。
場合によっては体温が40℃以上に達するため、とくにお子様やご高齢者の方は注意が必要とされています。
この熱中症を発症しないためには、もちろん高温または高温多湿の環境下に長時間いることを避けるべきでしょうが、ご存知のように「こまめな水分補給」という言葉がよく言われています。
しかしこの場合の「水分」は単なる水(H2O)であるべきと考え、冷水やお茶だけで、喉の渇きを癒す方が少なくありません。
また、スポーツドリンクや経口補水液のほうが効果的とおわかりであっても、敬遠されるかたが結構いらっしゃるようです。
理由は、塩分の取り過ぎを気にされてのことです。
確かに「日本人の食事摂取基準2020年度版」では、塩分相当量としての目標値は男性で7.5g/日未満、女性は6.5g/日未満、さらに高血圧および慢性腎臓病の重症化予防のための食塩相当量は、男女とも6.0g/日未満という数値が定められています。
高血圧症や胃がん発症予防には、減塩は大切なことかもしれません。
しかしこれらの数値は健康維持のためには何が何でも守らなければならないというわけでなく、むしろ臨機応変に望まなければなりません。
環境省のホームページでは、「大量の発汗がある場合は水だけでなく、スポーツ飲料などの塩分濃度0.1 ~ 0.2%程度の水分摂取が薦められます。」と記載されています。
また先ほどの「日本人の食事摂取基準2020年度版」でも、但し書きが伴うものの「近年の我が国の特に夏季の気温の上昇を考慮すると、熱中症対策としても適量の食塩摂取は必要であろう。」と注意がなされています。
微量の発汗時は別として、それなりに汗をかいた場合は、やはり適量の塩分が溶け込んだ水を摂取することが、熱中症対策になるのは確かでしょう。
しかしこの場合の「塩分」とは、何であるかが問題となります。( 次回の記事 へ)
コロナ感染者や患者を隔離しないのが正しいcovid-19対策?
カテゴリ7(その他 新型肺炎対策)
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(前回の記事よりの続き)
そもそも先般の新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言発令とは、政府の意図は別として、当た前に考えれば新型コロナウィルス感染の先延ばしです。
宣言を解除すれば新型コロナウイルス感染者が増えることは、最初からわかっていたことだと思います。
東京都などでは、コロナ患者が再び増え始めたとの理由で再び飲食店に営業自粛や時短(営業時間短縮)を要請しているようですが、経営者としてはもはや納得できるものではないでしょう。
このような事態がいつ収束するといった、見通しやビジョンが何ら伴わないからです。
過去の記事にも書きましたが、先ごろの緊急事態宣言は正しいプロセスを経て発令されてものではありません。
志村けんさんがお亡くなりになられた際に、朝日新聞系列のスポーツ紙が「志村けんさん持病なし」とデマを流し、有名お笑いタレントが「新型コロナはロシアンルーレット」だと恐怖を煽り、東京都知事が「爆発的感染」「ロックダウン」といったフレーズともに志村けんの死に関して誤ったフェイクメッセージを流した結果、世論が一気にヒステリックになったためです。
過去の記事の内容の繰り返しにはなりますが、志村けんさんが伝えて下さったのは「新型コロナウイルスの恐ろしさ」ではなく、「規則正しい生活やお医者さんの言いつけをまもらないとダメ!」ということです。
都知事やマスコミは、デタラメな情報ばっかり流します。
国を亡ぼす気か!
と、思わず言いたくなります。
もうすぐ終戦記念日ですが、あの無茶苦茶な戦いは、マスコミ(主として朝日新聞)と一部の政治家によって扇動された結果です。
食生活を含めてデタラメな生活をしていなければ、人体はそうやすやすとコロナウイルスに負けるはずなどないでしょう。
不幸にも多くの死者を出してしまったアメリカは、言わずと知れたジャンクフード天国です。
意外と知られていないようですが、同じく多くの死者を出したフランスも同様です。
日頃から厚生労働省の言いつけをまもり、生活習慣病(旧成人病)予防の食生活をおくっていれば、まず大丈夫のはずなのです。
このようなことを言えば顰蹙を買いそうですが、どうせいつか新型コロナウイルスに感染するのであれば、もちろん故意にではなく自然な形で、早めに感染しておくべきでしょう。
そして隔離すべき対象者は、感染者にすべきではありません。
隔離保護すべきは、お年寄りや基礎疾患・持病をお持ちの、抵抗力の低い方々です。
ですから現在の政策とは、まったく逆です。
比較的健康な多くの方が感染して免疫を獲得すれば、一定時期が経過した後は、身体的弱者の方々への防波堤となれます。
もっとも、すでに大半の日本人は、新型コロナウイルスの免疫を獲得済みといった説もあるようですが・・・。
ですから最近の「感染者狩り」などは、まったくナンセンスな野蛮な所業といえるでしょう。
最悪のシナリオは、日本の社会も日本人の体力も疲弊したタイミングで、新型コロナウイルスが日本全土に遅いかかることです。
寒さで抵抗力を失いがちで、ウィルスの活動が活発となる冬季が、要注意ともいえるでしょう。
身体の抵抗力を失ったことがおありの方はおわかりだと思いますが、抵抗力/免疫力が低下するとは非常に恐ろしいことです。
通常では身体に悪さをしない「日和見菌」と言われる雑菌でさえも、身体を蝕み始めるのです。
身体が正常時には跳ね返せる、たかが新型コロナウイルスであっても、身体の免疫力が低下していれば致命的な事態に至るかもしれません。
予測されていたように7月より、コロナ関連倒産が増えてきています。
残念なことにこの冬に向けて、倒産件数は激増すると言われています。
それにつれて、失業者の急増も!
悲しいことに自殺者急増も予測されています。
そして少なからずの方々の収入を得る道が断たれて、まともな栄養摂取ができない危険性も高まるでしょう。
おまけに地球規模の蝗害(バッタによる作物被害)により、近い将来食品は高騰することも予測されます。
とくに栄養摂取が重要な、育ち盛りのお子さんや妊婦さんが気がかりです。
テレビ出演しているお医者さんと、いわゆる「町のお医者さん」が言われることが、だんだん乖離してきています。
テレビのお医者さんは新型コロナを特別なウイルスと表現しますが、少なからずの町のお医者さんは「2~3年たてば旧型風邪ウイルスの仲間入り」と言われているようです。
またテレビではさかんにワクチンの開発などと言われていますが、今までウイルスの変異が激しい風邪のワクチンなどできなかったのだから、まずできるはずなどないでしょう。
少なくとも私の周囲では、ワクチンが開発できることなど、信じている人はいません。
結局はスウェーデンと同じ方策、すなわち当初政府与党が決定していた政策をとらなければ、コロナ収束はあり得ないではないでしょうか。
日本の賢いご先祖様が集大成された和食を啓蒙して、生活習慣病を予防・改善することが、何よりのコロナ対策と考えます。
ひと昔前のお父さん、お母さんの言いつけであった、好き嫌いのない健全な食生活と、規則正しい生活です。
なお弊社公式サイトでは、コンブ1~2g/日摂取をコロナ対策としておすすめしておりますが、この量で充分足ります。
昆布は決して、多量に摂取すべきではありません。
NHKが人気番組の「ためしてガッテン」や「あさイチ」で、30gもの多量の昆布を使用した昆布水(昆布うまみドリンク)の飲用を、ドライマウス対策や新型コロナウイルス感染予防に推奨していますが、これはたいへん危険であり、とくに女性は甲状腺がん発症の危険性が高まりますので、口内をゆすぐだけにしましょう。
コロナよりガンのほうが、よっぽど恐いです!!!(イソジンに関する次の記事 へ)