偽美白化粧品成分 グリチルリチン酸ジカリウムによる老化促進の危険性や逆効果となる敏感肌・乾燥肌対策

グリチルリチン酸ジカリウム(甘草由来)配合美白化粧品による偽美白ケアの危険性や、低刺激性を求めるあまりに間違った敏感肌対策となる危険性や非効率的な乾燥肌対策について、情報発信致します。

ナトリウムの再吸収の低下がご高齢者の熱中症の原因になる危険性

カテゴリ7(その他 熱中症対策)

この記事は、最下部に表示されている文責者である弊社公式サイト内「熱中症対策」記事全文のうちの、一部の分割記事となります。全文をご覧になりたい場合は、上のリンクをクリック下さい。   

高血圧症等で通院されている方は、この記事はご参考程度に留めていただき、主治医の先生のご指導に従って下さい。念のために最初に、お断りをさせて頂きます。

 

熱中症対策に関する前回の記事 よりの続き)

 

塩分を含む栄養摂取を考察する際に基本となるのは、やはり厚生労働省によって策定された「食事摂取基準」です。

これは5年毎に見直され、世界中の新たな研究データなどが反映されて、アップデートされます。

まことにありがたい、行政サービスです。 

前々回の記事では、2020年度版に記載されている内容を引用させて頂きましたが、今回の記事では20年前の「第六次改訂 食事摂取基準」の内容に、触れたいと思います。

なお2000年以前は呼称が少々違っていて、「第六次」とは「2000年度版」とご理解下さい。

この「第六次改訂 食事摂取基準」のナトリウムの項では、下記のような記載があります。

 

高齢者は、腎臓におけるナトリウム再吸収能が低下しているため、厳しい減塩によりナトリウムと水の欠乏症を起こしやすいので、個別に対応すべきである。

 

味覚障害が起こっている場合は別として、発汗などにより塩化ナトリウムが失われると、塩辛さが恋しくなるものです。

私自身は炎天下でもスポーツを楽しむため、半日だけで3~4リットルの汗をかきます。

そんな時には食塩相当量が1%の、食塩添加のトマトジュースを、1リットル飲みます。

10グラムもの食塩摂取となるわけですが、翌日はすっきり体力が戻っています。逆にそれぐらいの塩分摂取をしない場合は、翌日の月曜日から週半ばまで、疲労感(しんどさ)が残ります。

当初食塩1%は濃すぎるのではと思ったのですが、よくよく考えると理想的なのです。

トマトジュース1リットルには、カリウムが3グラム程度含有されます。

塩分相当量が1リットルで10グラムということは、ナトリウム換算で4グラムとなります。

ナトカリ比(ナトリウム/カリウム)は2以下が理想とされていますので、充分その範囲内となります。

もちろん高血圧症の予兆すらなく、私はいたって健康です。

ご参考までですが、この食塩1%配合のトマトジュースは、業務スーパーさんで見つけた商材です。

トルコからの輸入品ですが、お味は私好みの濃厚なお味で美味です。

食塩無添加も販売されています。

お値段は税別で125円です。

 


 

但しこの塩分多目のトマトジュースを通常の時に飲むとたいへん塩辛く、とてもゴクゴク飲めたものではありません。

要するに、時と場合によって食塩はそれなりに摂取すべきであり、日頃は控えておくべきでしょう。

これが厚生労働省が国民に呼びかけている、「弾力的に運用すべき」という文言ではないでしょうか。

トマトジュースに関するお話を続けますが、近くのスーパーマーケットの定番の棚には、食塩を添加したトマトジュースがすべて外されてしまっているのです。

棚には3つのブランドのペットボトル入りのトマトジュースが陳列されていますが、すべて食塩無添加なのです。

減塩はもちろん大切なことでしょうが、少々やりすぎのような気もします。

もちろん消費者自身で、購入後に食塩を添加するという方法はありますが・・・。

これ以外にも最近の「減塩ブーム」には、暴論とも思えるようなものも見かけます。

その最たるものは「和食は塩分が多いので、洋食を取り入れるべき。」といった主張です。

長寿国日本を支えてきた和食を控えて、西洋人の真似をしろというわけで、なかなか理解に苦しむところです。

これらを含めて近日中に、減塩についてのまとめ記事を、書きたいと思います。(熱中症対策シリーズ終了)

 

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