カテゴリ7(その他 コンブ旨味ドリンクの危険性)
この記事は、最下部に表示されている文責者である弊社公式サイト内「昆布うまみドリンクの危険性」のうちの、一部の分割記事となります。
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( 前回の記事 よりの続き)
前回までの記事で検証した結果、この昆布旨味ドリンクは、大きく使用方法を変更すべき点があるでしょう。
① 作る頻度
毎日ではなく、1日おきがよろしいでしょう。
冷蔵庫に保管して2日以内に使い切ればよいわけですから、問題ありません。
(ただし冷蔵する際はドアポケットではなく、温度が4度以下となる冷蔵室で!)
1回あたりの特製旨味ドリンクの口に含む量は、30グラムは多いでしょう。
口内をゆすぐわけですから、口を動かす多少の余裕が必要です。
私が実際やってみたところ、15グラム程度が適量でした。
このため1回に出来上がる量はゆすぎ20回分であり、2日分となります。
② 飲用を控える
タイトルにも書きましたが、「旨味ドリンク」といった呼称をやめて、「旨味ゆすぎ水」や「旨味リンス水」とすべきです。飲み込まないようにしましょう。
③ 使った昆布の処理
昆布のなかには、まだまだ多くの栄養が残っています。
ただしヨウ素も既述のように40%程度残っていることが考えられるため、1人で2日間かけて豆類と組み合わせた和食として再利用しても、やはりヨウ素過剰摂取の危険性があります。
1日あたり1/6程度の再利用、2日間で合計1/3程度の再利用が限度でしょう。
残りの2/3の昆布は安全のため、廃棄すべきでしょう。
3人家族であれば、2日間でちょうど安全に、再利用し切れる計算となります。
もし効果が出てきて使用する昆布が10グラムであれば、1人が2日かけて安全に再利用し切れる計算となります。
古来より「風邪は万病の元」だと言われていますが、私は風邪は健康の元だと思っております。
なぜなら風邪ウイルスが存在してくれているために、身体の免疫システムが適度に刺激を受けて、身体が正常に保てるという側面もあるからです。
逆に無菌状態であれば身体の免疫システムがバランスを失い、病気に陥ることも知られています。
本当の万病の元は、過度なストレスだと思っております。
ロックがかかってしまったようなストレス持続状態が続けば、ドライマウスだけにとどまらず、たいへんな事態に陥る危険性があります。
そのカギのかかったようなストレスを、昆布がもつ旨味で解放しようというのが、この「特製旨味リンス水」です。
素晴らしい治療法であっても、あらたな病気を発症してしまっては、無意味以上の損失となり得ます。
安全な範囲での使用が、何よりも肝要でしょう。(→ 最終記事 へ )
( 2020年7月22日付けココログ記事 より転載)