ブログカテゴリ6(その他 新型肺炎対策)
この記事は、最下部に表示されている文責者である弊社公式サイト内「新型コロナウィルス・新型肺炎対策のまとめ 第4部」のうちの、一部の分割記事となります。
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(即席麺等インスタン食品多量摂取の危険性に関する前回の記事 よりの続き)
香水や芳香剤を配合した柔軟剤による強い臭いは職場などでも「香害」として、今までも小さからぬ社会問題となっていました。
とくに清潔さが求められる食品工場などでは、衣類等への香水の塗布や芳香柔軟剤使用の衣類の着用が禁止されている場合が多いようです。
いくらマスクで口や鼻を覆っていても、香害で誘発された咳やクシャミをすると、製造ラインで製造中の食品への汚染が懸念されます。
またオフィスにおいても、周囲の人に頭痛などを起こす場合もあるようです。
人によると思われますが、香水などの刺激臭に強い方もおられれば、苦手な方も少なくありません。
たとえばデパート1階の化粧品売場はとても臭いので、避けたい方もいらっしゃいます。
とくにCSSC(化学物質過敏症)の患者さんにとっては死活問題に近く、微量の香水のでもがき苦しむことにもなりかねません。
香水を塗布している方や芳香柔軟剤を使用している方には、もちろん悪意はないでしょう。
なかには「えっ!」と思うほど、多量の香水を塗布している方もおられるようです。
周囲におられる方は「こんなに強い臭いでご本人は苦しくないのかな?」と疑問に思うのですが、ご本人はいたって快適なご様子です。
長らく香水を多量に塗布することで、だんだんと鼻が麻痺していくようです。
こういった香りの刺激は周囲の人に、新型コロナウイルス感染を促す危険性が考えられます。
たとえば電車の中でたっぷりと香水を塗布した人の隣にいると、半ば強制的にその香りを嗅がされて喉がイガイガしたり鼻がムズムズして、風邪をひいてしまう方もおられるようです。
たとえば咳をしてしまうのですが、それは気管支の粘膜に香水の成分が付着したために、人体が有害物と判断して、粘膜上の粘液とともに痰として除去するとわけです。
咳払いをするのも、やはり同様の目的でしょう。
粘液は粘膜を保護するために分泌されています。
しかし咳をした直後は、粘液の防備は手薄になるでしょう。
そこに風邪ウィルス(旧型コロナウイルス)が着床して、風邪を発症すると考えられます。そのウイルスが新型コロナに置き換わるため、この時期の香水の多量塗布などは、単なる迷惑行為にとどまらない危険性があります。
香害は受動喫煙と同様に大きな問題であり、とくに新型肺炎流行のこの時期の香水のつけすぎ等は、自粛すべきではないでしょうか。(「新しい生活様式」に関する次の記事 へ)