不潔な中古スマホをフリマで買うと新型コロナウイルスに感染する危険性?
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この記事は、最下部に表示されている文責者である弊社公式サイト内「新型コロナウィルス・新型肺炎対策のまとめ 第4部」のうちの、一部の分割記事となります。
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(「アベノマスク 実はコイケノマスク?」に関する前回の記事 よりの続き)
スマホにアプリをインストールするだけで、誰でも簡単に利用できるインターネットフリマは、ますます人気のようです。
とくに廃版・絶版となった商品を入手するに際には、とても助かります。
安価の購入するために利用している方もおられるようですが、逆に結局高く買ってしまった、購入して間もなく故障してしまった方も少なくないため、一概に価格的にメリットがあるとは言えないようです。
さてこのフリマで買った中古品で、新型コロナウイルスに感染するのではとご心配の方は、けっこういらっしゃるようです。
商品のグレードが新古品や未使用品であっても、中にはベタベタと指紋が付着していて、おおよそ清潔とはいえないような出品物も多々あるようです。
衛生概念は個々に違うわけで、購入者にとっては不潔レベルの商品が届くのも事実です。
もし出品者がコロナ感染者であった場合というのが、心配の理由というわけです。
さてこの中古品の表面におけるコロナウイルスの残存/生存の可能性ですが、厚生労働省のホームページ上ではWHO(世界保健機関)の文面を参照しながら、「WHOも、一般的にコロナウイルスは、手紙や荷物のような物での表面では長時間生き残ることができないとしています。」と記述しております。
しかしこれは外装の段ボールや紙などの表面に関するだけのことのようです。
厚生労働省もよく参考文献とするイギリスの医学誌“Journal of Hospital Infection”によれば、金属やガラスやプラスチックの表面では、新型コロナウイルスは最長9日間残存するとのことです。
材質から考えると、スマホやタブレットや携帯端末などのモバイル商品やパソコンなどの事務用品が、危険性の高い商品群となるでしょう。
また商品そのものよりも包装にも、気をつける必要があるでしょう。
ポリ袋(いわゆるビニール袋)も素材はプラスチックであるため、新型コロナウイルスが残存している可能性が否定できません。
ただしこれはあくまでも最悪の事態を想定してのことで、実際に感染能力があるか否かは不明です。
こんなことを言い出したら、スーパーマーケット等の実店舗で販売されている商品も、他の方が触っているわけです。
疑い始めたらきりがないでしょう。
新型コロナウイルスはしつこく残存することは事実ですが、アルコールなどで簡単に除菌できます。
もちろん保証はできませんが、届いたスマホが指紋や他の汚れで不潔な感じがしていても、アルコールを含有する除菌シート等で凹凸部もキレイに清掃すれば、一定の安全性は確保できるのではないでしょうか。
但し別の意味でも危険性があります。
宅配便などの貨物が増えれば、郵便配達員さんやドライバーさんの負担が増えます。
ここ何年か前から配達員さんの業務が過剰となっているため、過労による新型コロナウイルス感染の危険性が心配されるところです。
スマホなどは壊れない限りは、急ぎの買い替えの必要もないため、コロナ流行が落ち着いてからでもよろしいのではと思います。
フリマサイトやオンラインショッピングでのお買い物を最低限にとどめることが、配達員さんの感染を防ぐことかもしれません。( コロナ第2波・第3波必至に関する次の記事 へ)