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(コロナ対策としての薬用石鹸の効果に関する前回の記事 よりの続き)
一年のうちで人間の免疫力がイチバン低下するのは、よく夏だと言われます。
生物は本来冬に向けて体内に栄養を蓄積しようとする習性があり、その栄養が枯渇するのが夏だからというのが主な理由のようです。
よく「夏バテ」という言葉が使われますが、まさにこの主張を補強するものでしょう。
じつはこの理屈には大きな落とし穴があると、アルガアイは考えます。
もちろんこの理屈は正しいと思われるのですが、あくまでも適切な栄養摂取がなされたという、大きな前提の上に成り立つものでしょう。
栄養摂取が偏っていれば、寒い冬季に極端に免疫力が低下する危険性があります。
その重要な栄養素とは、必須ミネラルであるヨウ素(ヨード)です。
厚生労働省は、日本人はヨウ素過剰摂取気味であり、ヨウ素不足はないとしています。
ただしこれは、あくまでも平均的なことであって、ヨウ素不足の方は少なくないと警鐘を鳴らす専門家は、少なくありません。
寒くなってくると、人間は体温を上げなければなりません。
つまり冬季は基礎代謝が上がり、そのエネルギー産生のために燃焼ミネラルであるヨウ素が必要となってきます。
その肝心要のヨウ素が不足すると体温を上げにくくなり、寒さを覚えることとなります。
この状態が続くと大きなストレスにさらされることとなり、免疫力の低下に直結する危険性があるわけです。
別の記事にも書きましたが、北海道は昆布の最大の採取地でありながら、海藻摂取量がとても少ない地域です。
立冬を過ぎた北海道では本格的な冬が始まり、新型コロナウイルス感染者数/患者数が増えているようです。
既述のように日本人にヨウ素不足はありえないとする固定観念があるため、冬季のヨウ素の枯渇の可能性はあまり論じられません。
冬季に風邪やインフルエンザが蔓延しやすいのは、空気が乾燥している等の外的要因もあるでしょうが、体内のヨウ素の枯渇も疑う必要があるのではないでしょうか。
ヨウ素が枯渇すると体温が下がり、感染症に罹患しやすいことは、古くから知られています。
その他に、太りやすくなる、元気がなくなる、肌がかさつきやすい、湿疹が出やすい、髪がパサパサする、汗が少ない、便秘などと、多岐にわたる症状が出るようです。
当てはまる方は一度、海藻摂取不足を疑ってみられては、いかがでしょうか。
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