イタリアでの新型コロナウイルス大流行 風土病のヨウ素(ヨード)欠乏症が原因?
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この記事は、最下部に表示されている文責者である弊社公式サイト内「新型コロナウィルス・新型肺炎対策のまとめ 第2部」のうちの、一部の分割記事となります。
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(前回の記事よりの続き)
「ヨウ素は、世界的には不足が起きやすい無機質であり、不足すると甲状腺腫が起きることが知られている。実際に、世界各地でヨウ素不足により地方病性の甲状腺腫が起きており、世界中のヨウ素不足地帯では、食塩に添加することなどによってヨウ素不足による甲状腺腫を予防する政策がとられている。」
上記は「第六次改訂日本人の栄養所要量」の、ヨウ素(ヨード)に関するページの冒頭部分の記述です。
じつは新型肺炎が大流行して多くの方が亡くなられたイタリアは、ヨード欠乏症が深刻なお国柄です。
イタリアではヨウ素欠乏症の風土病があり、またイタリア全国的にもヨウ素摂取不足の傾向があります。
そのためヨード強化食卓塩が一般的なようですが、全国的なヨウ素不足はほとんど解消されていないとも言われています。
すべての国を照らし合わせたわけではないですが、ヨウ素不足が懸念されている国と新型コロナウィルスによる被害が深刻な国が合致しているのではなかろうか、食卓塩がヨウ素強化されている国と一致していないかというのが、私の仮説でです。
日本での感染者の海藻摂取状況を知る術もないため仮説に過ぎないですが、つじつまが合っているため確実性は高いと考えます。
日本における食用海藻の消費量は、20世紀終盤からずっと減少してきています。
ヨードが放射能汚染から身をまもるということで、東日本大震災に伴う福島原発事故の直後のみ、例外的に消費量が上昇しました。
この消費量上昇を例外的にせしめたのは、2012年4月に発生した国家による「海藻発がん」論文事件です。
おおよそ非科学的ともいえる追跡調査や論拠により国民を混乱させて、再び国民の海藻離れへと導いてしまった。その結果生活習慣病患者数が増えた可能性は否定できないでしょう。
以上のことから、新型コロナ対策として1日当たり1~2グラムの昆布摂取というのが、アルガ・アイからの提言です。
長い歴史のなかで安全性が確かめられた食材であり、また安価であるため、ダメ元でも実践する価値はあるでしょう。
富める方も貧しい方も、平等に実践できます。
ただし他の海藻を食する場合はコンブ摂取量を1グラムに減らすなどの工夫を、また海藻アレルギーや甲状腺疾患の場合は、主治医の先生との相談が必要となるでしょう。