妊婦さんの妊娠中にビタミンCの過剰摂取により葉酸欠乏症に陥る危険性
ブログカテゴリ6(その他 胎児の奇形や流産を招く危うい美白ケア)
この記事は、最下部に表示されている文責者である、弊社公式サイト内の記事の縮小版となります。詳細情報をご覧になりたい場合は、上記リンクをクリックして下さい。
葉酸摂取不足と奇形児誕生のリスクの関係について書いた前回の記事の続きですが、じつは大きな落とし穴があります。
とくに美白ケアを日頃から心がけておられる女性は、要注意でしょう。
それは適切に葉酸摂取がなされていても、ビタミンC(アスコルビン酸)の過剰摂取により葉酸欠乏症に陥るという副作用です。
ビタミンCは過剰摂取は問題ないと長らく言われてきましたが、1日当たり2000mgが上限とする意見が大勢のようです。
シミ・ソバカスなどの色素沈着予防や還元を目的とする医薬品のビタミンCの大半は、1日当たりの服用量は2000mgの設定です。
つまり、このビタミン剤を服用した上に、ビタミンCを1000mg含有する清涼ドリンクを飲用した場合は過剰摂取となり、体内での葉酸の消費が激しくなり足らなくなる危険性が出てきます。
そうなれば結局は、胎児の奇形や流産のリスクが、高まることとなります。
お肌がきれいになるのであれば、摂取量や服用量を倍に増やすなどの危ないことまでやってしまう女性は、少なくありません。
妊娠を予定されている、または妊娠中の女性は、このあたりにも節度をもって、御身と赤ちゃんを大切にされるべきでしょう。
この記事が、あらたにこの世に誕生する赤ちゃんの、健康の一助になれば幸甚です。