メッセンジャーRNAコロナワクチン ウイルスの遺伝子を被接種者のヒト細胞が取り込む危険性は?
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この記事は、最下部に表示されている文責者である弊社公式サイト内「新型コロナウィルス・新型肺炎対策のまとめ 第8部」のうちの、一部の分割記事となります。
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(前回の ワクチンの種類に関する記事 よりの続き)
私はワクチン反対論者でもワクチン賛成派でもありません。
政治家によっては、盲目的にコロナワクチン接種をするように呼び掛けているようです。
しかし厚生労働省はホームページにて「あくまでも、ご本人が納得した上で接種をご判断」と、わたしたち国民にしっかりした検討するようにと喚起しております。
何も考えずに安易に新型コロナワクチン接種すべきではないと、考えている一人であるだけです。
まずはお断りをさせて頂きます。
メッセンジャーRNAワクチンを投与すると、遺伝子組み換え人間になってしまうのではと、心配されている方は意外と少なくないようです。
この懸念に関して専門家の方々がインターネット上にて、ヒトの遺伝子が組み換えられる危険性はないと、以下のような根拠で断言されています。
「mRNAは脆弱な物質であり、スパイク蛋白を作った後は速やかに分解される。mRNAからDNAに逆転写するのは、エイズウィルスといったレトロウィルスだけであり、逆転写酵素が含有されないこのワクチンには、ヒトのDNAを侵す危険性がない。」
そこで厚生労働省のワクチンQ&Aコーナーで調べてみると、下記のような回答例が掲載されています。
(Q)
「mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンはワクチンとして遺伝情報を人体に投与するということで、将来の身体への異変や将来持つ予定の子どもへの影響を懸念しています。」
(A)
「mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンで注射するmRNAは短期間で分解されていきます。人の遺伝情報(DNA)に組みこまれるものではありません。」
回答例ではきっぱりと危険性を否定されているのですが、それに続く補足説明では、状況によっては矛盾するのではと思われる箇所があります。
(補足説明)
「身体の中で、人の遺伝情報(DNA)からmRNAがつくられる仕組みがありますが、情報の流れは一方通行で、逆にmRNAからはDNAはつくられません。こうしたことから、mRNAを注射することで、その情報が長期に残ったり、精子や卵子の遺伝情報に取り込まれることはないと考えられています。」
この文章を読まれた方はきっと、最後の部分が「取り込まれることはありません。」と危険性がきっぱりと否定されずに、「取り込まれることはないと考えられています。」との文言で締めくくられている点に、とても心配されていると思います。
この記述では、「考えられているが、取り込まれることは完全に否定できない。」と、となり得るわけです。
じつは最初にご紹介した安全性を強調する理論に対して、楽観的過ぎると危惧される反対意見もあるようです。
最新の研究では、これまで人類とウイルスが共存してきた途上で、人類を含む哺乳類の祖先がウイルスのゲノムを逆転写させてDNAに取り込み、胎盤というシステムを作り出したといった有力説があります。
つまりわたしたちの祖先は、共存するウイルスから有益な遺伝子を取り込んで、進化してきたというわけです。
ワクチン行政の方針は5年、10年経つと、コロッと90度変わる場合があります。
後段にて述べますが、厚生労働省がわずか2ヶ月で勧奨を撤回した、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)が適例でしょう。
当初国は国民に接種するように勧奨していましたが、激しい副反応/副作用の事例が多発したために、勧奨をとりやめました。客観的にみて、180度の方向転換です。
とはいえ、厚生労働省の方々にとっても未経験ゾーンのことであり、ぜったい確実なことなど回答することは、ほとんど不可能に近いことでしょう。
一見矛盾する回答と補足説明の違いですが、回答中では、メッセンジャーRNAワクチンの本質は人の遺伝子を組み換えるものではないという説明であって、補足説明中では、精子や卵子の遺伝情報に取り込まれることは完全否定できないといった具合になるのでしょう。
mRNAワクチンに触れたついでに、その危険性について述べましたが、今般の新型コロナワクチンには、他にも危惧されている危険性があります。
それらは後段にて、述べてまいりたいと思います。
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