ブログカテゴリ1(GKⅡ配合コスメ常用の危険性)
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(前回の記事)
平成の御代に、2つの大きな薬用化粧品事故が発生しました。
お茶石鹸(医薬部外品)による加水分解小麦アレルギー事故と、薬用美白化粧水(医薬部外品)のロドデノール白斑事故です。
事故発生当時は、主犯格である化粧品成分の「加水分解コムギ」と「ロドデノール」のみに、終始焦点があてられていました。
しかし、それ以上に重要とも考えられる、共通点がありました。
それは両商材には有効成分として、「グリチルリチン酸二カリウム(グリチルリチン酸ジカリウムと同じ)」が配合されていた点です。
過去の記事にてグリチルリチン酸ジカリウムが配合された化粧水等コスメの他の美肌成分がお肌に刺激を与える等のお肌に合わない時は、同成分がもつ抗炎症効果や抗アレルギー効果によって、お肌が保護されることを述べました。
しかし炎症やアレルギー反応は、本来は身体に備わった免疫作用です。
すなわち、アラームや警告ランプの働きを、してくれるわけです。
グリチルリチン酸ジカリウムは、この免疫力をスイッチオフにしてしまうという、とても危険な働きがあるのです。
その結果、身体に悪影響のある化粧品成分であっても、どんどん経皮摂取させてしまう、とんでもない結果へと導く危険性があるわけです。
もしこれらの薬用化粧品にグリチルリチン酸2ジカリウムが配合されていなかったら、これらの大惨事は発生しなかった可能性が高いとも考えられます。
この記事がご参考となれば幸甚です。
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