偽美白化粧品成分 グリチルリチン酸ジカリウムによる老化促進の危険性や逆効果となる敏感肌・乾燥肌対策

グリチルリチン酸ジカリウム(甘草由来)配合美白化粧品による偽美白ケアの危険性や、低刺激性を求めるあまりに間違った敏感肌対策となる危険性や非効率的な乾燥肌対策について、情報発信致します。

美白化粧水やリップクリーム常用/長期使用で新型コロナウイルス感染?

 カテゴリ7(その他 新型肺炎対策)  

この記事は、最下部に表示されている文責者である弊社公式サイト内「新型コロナウィルス・新型肺炎対策のまとめ 第3部」のうちの、一部の分割記事となります。

全文をご覧になりたい場合は、上のリンクを押下して下さい。 

マスク着用の是非に関する前回の記事よりの続き)

薬用美白化粧水等を含むいわゆる美白化粧品/コスメに、甘草(カンゾウ根)より抽出されたグリチルリチン酸ジカリウム(別名:グリチルリチン酸2K/グリチルリチン酸二カリウム/GKⅡ)という化粧品成分が、よく配合されます。

クリーム等への配合は脂溶性のグリチルレチン酸ステアリルがよく配合されますが、お肌への作用は同じです。(以下当記事では「グリチルリチン酸ジカリウム」で統一)

この美容成分には抗炎症作用があるために、敏感肌用化粧品によく配合されます。

また同成分には血行を阻害してお肌を病的に白く見せる、いわば偽美白効果があるために、美白化粧品に悪用されるケースが多いのも実情です。(→ 同化粧品成分に関する詳細記事

グリチルリチン酸ジカリウム配合化粧品に、他にアレルゲン等の毒物が配合されていなければ、お肌が老化して弛んだりくすんだりする程度で、生命の危険性にまで及ばない程度ですむでしょう。

しかしアレルゲン等が含まれている場合は、命にかかわることさえも!

平成の御代に発生した、加水分解コムギ成分を含んだ薬用石鹸による小麦アレルギー事故や、薬用美白化粧水によるロドデノール白斑事故が、まさにそれです。。

グリチルリチン酸ジカリウムには体内へアレルゲンを手引きする、すなわち経皮感作を引き起こす危険性があります。

しかしこのグリチルリチン酸ジカリウムが体内へ手引きするのは、毒物やアレルゲンだけではありません。

新型コロナウイルスを含むウィルスや雑菌もその対象となり得るので、注意が必要です。

グリチルリチン酸ジカリウム配合コスメを長期間使用すると、ステロイド様作用により免疫力が低下してしまう危険性があります。

皮膚組織内部で糖が増産されてメイラード反応が生じ、肌組織が糖化してしまうわけです。

この状態は糖尿病患者さんのお肌と同じで、雑菌に対して著しく抵抗力が低下してしまうということです。

こういった危険性があるために漢方の世界では、甘草の長期連用はタブーとされています。

しかしそれにもかかわらず、その抽出成分であるグリチルリチン酸ジカリウム配合品が長期連用されるため、先ほどのような化粧品事故が生じたと考えることができるわけです。

なおグリチルリチン酸ジカリウムには抗菌効果があるといった情報もあるようですが、それは根拠のないデマでしょう。

皮膚への作用よりも怖いのは、目や唇などの粘膜部位への作用による免疫力低下の危険性です。

気を付けていても化粧水は目に入ったり、唇にまで塗布してしまいます。

また美容サイトによっては、化粧水で唇まで保湿ケアするように主張されていたりと!

ご存知のようにコロナウィルスは、目や唇などの粘膜からも感染する危険性が指摘されています。

 

具体的にどのような化粧水を避けるべきかということですが、塗布後にお肌がまっ白になるような商材はリスクが高いといえるでしょう。

なぜなら明らかに、血流が低下しているからです。

血行不全は免疫不全につながることは、もはや周知の事実!

その他には同化粧品成分配合ニキビケア用の薬用化粧水も、要注意でしょう。

長期連用しているとニキビが爆発的に悪化する場合があるようですが、皮膚の免疫力が低下したために日和見菌にまで攻撃されているためだとも考えられています。

もうひとつ注意すべき商材として、リップスティックやリップクリームも、あげておきたと思います。

今般のコロナウィルスの流行が過ぎ去るまでの間だけでも、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されているか否かのチェックを、ぜひ読者様におすすめしたいと思います。

なおこの記事は美白化粧水やリップクリームが、直接的にコロナ感染につながることを主張するものではありません。

少しでも免疫力を高めておきたいとお考えの方向けの、情報として書かせて頂いております。

念のためにお断りをさせて頂きます。(次の 免疫低下を促す痒み止め目薬に関する記事 へ)

 

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