カテゴリ7(その他 新型肺炎対策)
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(前回の記事よりの続き)
政府からはストレスケアについての方策がまったく聞こえてきません。
かろうじて自治体が住民の立場に立ち、たとえば前出の運動施設の利用を自粛の対象から外している状況です。
過度なストレスの蓄積は心を蝕むだけでなく、身体をも侵します。
ストレスが原因で病に倒れた方ならおわかりであろうが、重症化して治癒後も身体に爪痕を残すことが少なくありません。
ヒトには体表(皮膚)にだけでなく、すでに体内にもさまざまな菌が住みこんでいる場合が多いです。
すなわち、ヒトは雑菌と共存しているのです。
この場合の体内とは、腸内を除いてのことです。。
いわゆる日和見菌または常在菌とよばれる雑菌で、平時は身体に悪さをしないばかりか、利益を与えてくれることもあります。
しかし身体が過度なストレスを受け続けると、免疫力(抵抗力)が一気に低下して、本来は無害のはずの日和見菌が体表や体内で暴れ出すこととなります。
体表の皮膚炎だけで済めばよいが、体内を日和見菌に侵された場合は、一般的には抗生物質の投与となります。
腸内の善玉菌をも殺すから腸内環境は悪化!
薬剤が強すぎて体質に合わなければ、肝臓障害まで引き起こします。
こうなってしまえば当人にとっては新型肺炎どころのお話ではないし、そんな状態で新型コロナウィルスに感染でもすれば、志村さんと同様の悲劇が予測されます。
肝臓疾患を患えば免疫力が落ちるため、まさに致命的!
またストレスを受け続けることにより、ガン患者が一気に増える危険性もあります。
関西のお笑いを聞いて笑ったらがん細胞が消えたという有名なお話がありますが、まさにその逆となるわけです。
もちろん数値として表すことは難しいものの、関西のお笑いが健康増進に貢献していることは明らかなこと。
巣鴨地蔵通り商店街が縁日を開催して、多くのお年寄り/ご高齢者を動員したと非難の対象になっているようです。
たしかに感染防止ということでは、お年寄りが人ごみの中を歩くのは、感染の危険性は否定できないでしょう。
しかし何の代案もなくお年寄りをご自宅に押し込めることは、お年寄りから体力を奪い感染リスクを高めることにもなります。
不謹慎だと咎める前に、ストレスケアを含めた多角的な議論が必要ではないでしょうか。
以上のことから、新型コロナウイルスによる直接的被害よりも、緊急事態宣言発令下における自粛によるストレスが原因の被害が大きくなる可能性を、誰も否定できないでしょう。
自粛や我慢を長期間強いるのは、非常に困難です。
すでに現時点で、ストレスで爆発しかけている方が少なくありません。
戦後最大ともいえる今回の問題は、ストレスケアなども含めた多角的が議論が、望まれると思います。(続きの記事へ)